あたご荘からのお礼

東日本大震災から、まもなく1年6ヶ月が経ちますが、補助金申請が通った為、小渕浜のあたご荘の改装工事が決まりました。着工は10月始め、完成は来年の4月頃の予定です。

 

小渕浜のボランティアさんが一日を終えると、集まる場所が、このあたご荘の前でした。

ボランティアさんに、お礼がしたいと復興者のみなさんが採った魚を持ち寄ってきて、焼いていただく、いろんなお魚をご馳走になりました。そんな場所にいつの間にか多くのボランティアさんと小渕浜のみなさんが集う場所となりました。

 

当時は、宿泊する場所もなく泊まりで小渕浜に来た人の宿泊は、キャンプか車中でしたが、あたご荘も津波の被害を受けましたが2階は無事だったので、オーナーの好意で多くの人が、ここにお世話になった場所です。

 

今年の3月に、震災以降初めて種付けしたワカメが収穫時期に来たときに、本来は地元の方々や石巻市街地から、バイトさんが来て収穫のお手伝いをするのですが、今年は3月31日まで震災で仕事を失った方々には、失業保険が給付されていたため、ワカメの刈り取りをしてくれる人が集まらず、小渕浜ふるさとプロジェクトでは、全国に「ワカメの刈り取りのバイト求む」と発信をして、全国から多くの人が集まってくれました。しかし、そんな皆さんの宿泊施設がないため、小渕浜ふるさとプロジェクトの会員さんから、お預かりしたお金で、あたご荘に、仮設トイレ、シャワー室を作り、部屋をリフォームして少しでも快適な生活をしていただくための環境を作りました。

 

あたご荘に集ったバイトのみなさんは、ハルトさん、タカシさんのワカメの刈り取りに参加し、無事にワカメを収穫し出荷することが出来ました。

 

復興していくためには、壊して直さなければならないのですが、思い出がたくさん詰まったあたご荘が、一時的に使えなくなるのはちょっと寂しい気持ちにもなります。

 

そして嬉しいニュースがあります。震災直後から、小渕浜入り、避難所に風呂を作ったり、電気工事などを行ってきた工事のボランティアチーム(チーム・ゼロ)さんに、お礼を兼ねて、あたご荘再生工事をお願いするそうです。ボランティアをしていただいたお礼にお仕事をを発注。。。。あたご荘のオーナーの粋な計らいですね。