金華山で小渕浜の獅子舞

牡鹿半島の先端に浮かぶ島、金華山の黄金山神社で、二年ぶりの初巳大祭が行われ、小渕実業団も奉納獅子振りを行いました。

昨年は震災の影響で行われなかったこの祭りも、今年はなんとか開催できました。

とは言うものの、船の定期便は休止中で、モーターボートの「水上タクシー」しか運行していないため、参拝客は本当に少数。しかし、出来ただけでも良かったと思う。

鮎川からそのタクシーに乗って出航。牡鹿半島の先端をくるりとまわって金華山が近づいて来る。左手には、3月の小渕浜ふるさとプロジェクトツアーでも行った「御番所公園」が見える。金華山の港には10分くらいで到着。

金華山の港の建物は津波ですっかり破壊され、その先の参道は昨年9月の台風で崩れ落ちた。港自体も地盤沈下で満潮時には沈んでしまい、現在は仮の桟橋が作られているだけなので、まだまだ観光客を受け容れられる状況ではなさそうだ。

小渕浜の獅子舞は、毎年この祭りに招かれて奉納演舞を行っていたが、その獅子頭も津波で流されてしまった。それを「小渕浜の獅子舞復活プロジェクト」で製作するする事が出来たので、こうしてまた呼んでもらえたわけだ。

小渕浜の獅子舞は、祭りに先駆けてトップバッターで奉納演舞。その後に七福神舞。それから本殿から海まで下る神輿渡御。その後、海の前で神事が行われた。

全体的に「盛り上がる」ということではなく、あくまでも神事で地元の人たちの信仰の対象という祭り。まぁ、参拝客も少なく、店も営業していないからというのもあると思うけど、こうして地元の人たちだけが集まって行っているのを見ると、祭りの本質というのが見えて来る。

 

金華山にはたくさんの鹿が生息していて、それはもうあちこちで歩いている。エサも売られているので、連れて行った娘は何度もエサをあげて楽しんでいた。

それから、昼食に御直会のお弁当をごちそうになり、祭りが続く中、小渕実業団は一足先においとま。牡鹿半島のどこの集落もまだ破壊された状態だけど、こうして日々の営みや通年行事は元通りになっていく。

 

帰りには鮎川の仮設商店街、牡鹿のれん街に寄って、ハルトさんに「わかめで稼いだんだから驕って!」と言って、ソフトクリームをごちそうになって解散しました。

実業団の皆さん、お疲れさまでした。